予防は自宅と歯科医院の二人三脚で!|予防歯科
2021年3月24日
こんにちは。
東急田園都市線「二子玉川」駅にある玉川中央歯科クリニックです。
毎日一生懸命歯を磨いているから、予防はできていると思ってはいませんか?
もちろん歯磨きは大切ですが、それだけでは歯を十分に守ることはできません。
今回は自宅と歯科医院での予防の大切さについてお話します。
歯垢を残さないためにできること
虫歯も歯周病も、お口の中に住みついた細菌が引き起こしています。
そのため、虫歯や歯周病を予防するためには、細菌が住みついている歯垢を毎日しっかりと落としてお口の中の細菌を減らすことが重要です。
歯垢をしっかりと取り除き、細菌を減らすには、毎日ご自宅でしっかりと歯を磨くことと、歯科医院で予防を受けることが欠かせません。
なぜなら、自分で歯を磨いていても歯垢は歯ブラシの届かない歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間に残ってしまうからです。歯科医院ではこうした磨き残した歯垢や固まった歯石も、しっかりと落とすことができるのです。
自宅でできる予防・できない予防
歯科医院での予防は数カ月に1度しか行いません。でも、ご自宅での歯磨きは毎日行うことができます。
また、虫歯や歯周病になりやすくなる食習慣も、自分で見直すことができます。喫煙やダラダラ食べをやめたり、甘い飲み物を取るのを控えたり、ストレスの少ない生活を心がけることなどがあげられます。
でも、磨き残した歯垢が歯石になったら自分で落とすことはできません。
また、自己流の歯の磨き方では歯垢を十分に落とし切れなくなります。
自分ではある程度細菌を減らすことはできても、時間が経つと少しずつお口の中が汚れることになってしまうのです。
歯科医院でできる予防・できない予防
歯科医院では、歯ブラシでは届かない歯と歯の間や歯と歯ぐきの間の歯垢や歯石も、専門的な器材で落とすことができます。
また、検診を行うことで初期段階の虫歯や歯周病も見つけ出し、早期治療をすることができます。
ご自宅でより効果的にケアができるように、お口に合った歯の磨き方を指導し、生活習慣や食習慣の見直しをお手伝いすることもできるのです。
セルフケアとプロケアの両方の大切さ
歯科医院には数カ月に1回しか行かないため、毎日ご自分で歯を磨かなければ歯垢がたまって虫歯や歯周病になりやすくなってしまいます。
一方、歯科医院では取り残した歯垢や歯石を落としたり、予防につながる生活習慣や歯の磨き方をレクチャーしてもらえます。
つまり、自宅での予防と歯科医院での予防を併せて行うことで、より効果的に予防をすることができるのです。
ぜひご一緒に予防に取り組み、お口の健康を守り、歯を長く使っていきましょう。