歯のことQ&A

小児歯科小児歯科

お子さんの歯を健康な状態に保つ為に、
お父さんお母さんに出来る事があります!
まずは、ご自身のお口の状態を良くする事なんです。

歯医者さん、前回はいつ行きましたか?
痛くなくても虫歯が出来ていたり、歯周病が進んでいる事があります。 特に虫歯菌は、お父さんお母さんの唾液を介してお子さんのお口に入る事が多いんですよ。
一緒のスプーンを使ったり、同じお皿から食べたりする事でも入ってしまうんです、、、
ご自身のお口を健康な状態にしておく事がお子さんの虫歯予防につながりますからね。
必要があればしっかり治療をして、虫歯菌や歯周病菌を減らして、お子さんへの感染を防ぎましょう!

保育園や幼稚園に行く年齢になると、20本の乳歯が生え揃います。
この頃はみんな元気いっぱいに走りまわって遊びますから、「転んで前歯をぶつけた!」なんて事が起きやすい時期ですよね。
ぶつけた直後は何の問題もなさそうでも歯がダメージを受けている事もありますから、万が一の時はなるべく早めに歯医者さんに行くようにしましょう!

小学生になると乳歯から永久歯に生え変わります。
この頃は乳歯と永久歯が混ざって生えている為、歯ブラシが難しくて虫歯になりやすいのですが、一方で今後の歯並びが決まる大事な時期でもあるんです。
歯ブラシがあまり好きではないお子さんもいるかと思いますが、虫歯予防の為、将来の為にも小学生の間は仕上げ磨きをしてあげて下さいね。

ただ、お家の照明ではお口の中が見えにくい事もあり、仕上げ磨きをしても同じところばかり磨き残してしまったり、虫歯が出来ていても気付かない事もあります。
ですから、小さい頃から歯医者さんの定期検診を受けるようにしてシーラント等の予防処置をしてもらいましょう。
また、歯並びに関してもお父さんお母さんでは問題がないかどうかを判断するのは難しいですよね。
矯正治療を始める場合はお口の状態によって適切な時期が異なりますから、定期的に歯並びの検査も受けて下さいね。
歯並びが整っていると将来的に虫歯や歯周病、咬み合わせの改善につながりますから、永久歯が生え揃った時に美味しくお食事ができるんですよ!
また、最近ではお口の中の影響が脳梗塞や動脈硬化等、身体に現われる事もわかってきています。

小さいお子さんは痛みや違和感を伝えるのがまだ得意ではなく、歯並びが悪いかどうかも、もちろん自分ではわかりません。
その時にお父さんお母さんが、お子さんのお口のチェックを毎日していたり、定期的に歯医者さんに連れて行ってあげる事で適切な時期に適切な治療を受ける事ができますからね。
「一緒に歯医者さんに行こうよ!」
そう、声をかけてあげて下さいね!

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